
薄毛になるのは高齢になってからと思っている方も多いようですが、高校生や10代、20代でも薄毛に悩んでいる方は少なくありません。
ここでは、若ハゲになる原因と禿やすいひとの特徴、若ハゲの判断基準についてまとめました。若ハゲは治らないのか、自分でできる薄毛対策や治療を行う際は何科を受診すればいいのか、病院ではどのような治療が受けられるのか解説します。
また、若ハゲの治療におすすめの病院や若ハゲに合うかっこいい髪型も紹介しているので参考にしてください。
目次
若ハゲの原因は?禿やすいひとの特徴

薄毛になるのは加齢が原因と思っている方も多いと思いますが、若いのに薄毛になる「若ハゲ」に悩む高校生や10代、20代の方は少なくありません。ここでは、なぜ若いのに薄毛になるのか若ハゲの原因と、禿やすいひとの特徴について解説します。
若ハゲは遺伝?AGA(男性型脱毛症)が原因
若ハゲの原因のひとつに男性ホルモンや遺伝が深く関係する「AGA(男性型脱毛症)」があります。
AGA(男性型脱毛症)は、薄毛に悩む成人男性の90%以上が発症していると言われており、生え際または頭頂部のどちらか一方、もしくは生え際と頭頂部の両方から薄毛が進行していく脱毛症です。薄毛は一般的に加齢に伴い進行しますが、AGAを発症すると年齢に関係なく薄毛になるという特徴があります。
AGAは、男性ホルモンである「テストステロン」と「5αリダクターゼ」という酵素が結合することで「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変換され、頭皮に存在する男性ホルモンレセプターと結びつくことで「脱毛因子TGF-β」が増加して薄毛が進行するといわれています。

AGAを引き起こす物質は誰にでも存在しているので、誰しも薄毛になる可能性はあります。しかし、「5αリダクターゼの活性度」と「男性ホルモンレセプターの感受性」のどちらか一方、または両方を遺伝で引き継いでいるとAGAを発症して若ハゲになる確率も高くなるので、薄毛の親族がいる場合は禿やすいといえそうです。
若ハゲは食生活や生活習慣の乱れが原因
若ハゲはAGAのほかに、食生活や生活習慣の乱れなどが原因になることがあるといわれています。
栄養バランスの偏った食生活や、睡眠不足や慢性的なストレスなどの生活習慣の乱れは、頭皮の血流が悪くなると栄養や酸素が頭皮や髪の毛に十分に行き渡らなくなり、健康な髪の毛が育ちにくくなってしまいます。
睡眠不足が続くと髪の毛の成長に必要な成長ホルモンの分泌が減少してしまうので、それに伴い成長因子も減少してしまいます。また、慢性的に過度なストレスがかかると血管が収縮してしまうだけでなく、自律神経が乱れてしまい薄毛を引き起こしてしまいます。
食生活や生活習慣が乱れると若ハゲになる確率も高くなるので、栄養バランスが偏った食事をとっている人や、睡眠不足や慢性的なストレスがかかるなど生活習慣が乱れている人は禿やすいといえるでしょう。
若ハゲの判断基準や症状をチェック!
若ハゲかどうか判断する基準について解説するので、若ハゲか気になっている方は自分の症状に当てはまるかチェックしてみてください。
若ハゲは髪質が変わる

「髪質が変わり細い毛や短い毛が増えた」などの症状も若ハゲの判断基準になります。
髪の毛が生えて抜け落ち、再び生えてくる周期のことをヘアサイクルといいますが、ヘアサイクルが乱れると髪の毛が成長する前に抜け落ちてしまうため、細い毛や短い毛が増えます。
若ハゲになると髪の毛が成長できないまま抜け落ちるので、抜け毛を見てみると細い毛や短い毛が多いという特徴があります。また、髪質も変わってしまうので、髪型が決まらなくなったり以前よりもヘアセットに時間がかかるかチェックして、若ハゲの判断基準にしましょう。
若ハゲになると抜け毛が増える

若ハゲかどうか判断する基準として最もわかりやすいのが「抜け毛の増加」です。
健康でヘアサイクルが正常な人でも、1日で50本~100本程度は髪の毛が抜けるといわれており、季節の変わり目などには1日で200本前後の髪の毛が抜けることもあります。1日に100本程度の抜け毛があっても、ヘアサイクルが正常であれば新たに髪の毛が生えてくるので薄毛が進行することはありません。しかし、季節の変わり目でもないのに、1日に100本を上回る抜け毛がある場合は若ハゲが進行している可能性があるので注意が必要です。
抜け毛が増えたと感じても、何本抜けているか数えるのは難しいので、床に落ちている抜け毛や浴室の排水溝に溜まる抜け毛がいつもよりも極端に増えていないか、前述のとおり抜け毛に細い毛や短い毛が多くないかをチェックして、若ハゲの判断基準にしましょう。
若ハゲは前髪が薄くなり生え際が後退する

「前髪が薄くなる」「生え際が後退した」などの症状も若ハゲの判断基準になります。
前髪が薄くなり生え際が後退した、おでこが広くなったと感じる場合は若ハゲが進行している可能性があります。生え際の産毛が少なくなっていたり、左右の生え際に剃りこみを入れたように後退している場合は注意が必要です。
若ハゲになると左右の生え際が後退するので、生まれつき生え際がM字の人を除き、正面から見たときに額がアルファベットの「M」のように見えるかチェックして、若ハゲの判断基準にしましょう。
若ハゲは頭頂部のつむじ周りが薄くなる

「頭頂部のつむじ周りが薄くなる」などの症状も若ハゲの判断基準になります。
頭頂部やつむじ周りが薄くなっていると感じる場合は、若ハゲが進行している可能性があります。頭頂部やつむじの薄毛は後ろから見たときに目立つため、自分ではなかなか薄くなったことに気付きにくく、他人からの指摘で若ハゲになっていることに気付く場合が多いようです。
つむじは通常、髪の毛の流れが右回りか左回りかはっきりわかりますが、若ハゲになると髪の毛の流れがどちら向きか分かりにくく頭頂部の地肌が透けて見えいるので、つむじ周りの髪の毛の流れを見て若ハゲになっているか判断基準にしましょう。
10代20代の薄毛は若ハゲ?高校生でも禿げるのか解説!
「薄毛は中年男性がなるもの」「まだ若いから薄毛は気のせい」と思っている人もいるようですが、若いのに薄毛になることを「若ハゲ」と言います。中年の男性に比べると、10代、20代の若い男性が薄毛になる可能性は低いかもしれませんが、10代、20代で薄毛になっている場合は若ハゲといっていいでしょう。
若ハゲの判断基準について上記で解説したように、「抜け毛の増加」「前髪が薄くなり生え際が後退した」「頭頂部のつむじ周りが薄くなった」「髪質が変わり細い毛や短い毛が増えた」と感じる場合は、10代、20代でも既に若ハゲが進行している可能性があります。
また、若ハゲは何もせず治るとは考えにくいので、そのままにしておくと若ハゲが進行して高校生でも禿げてしまう可能性があるので注意が必要です。
そこで、高校生や10代、20代の男性の若ハゲが進行してしまわないように、自分でできる薄毛対策についてまとめたので確認してみましょう。
若ハゲは治らない?自分でできる薄毛対策

若ハゲは治らない?自分でできる薄毛対策を紹介しているので、高校生や10代、20代で若ハゲが気になっている方は参考にしてください。
若ハゲの原因が食生活や生活習慣の乱れの場合
若ハゲの原因が食生活や生活習慣の乱れの場合は、次のような薄毛対策を行うようにしましょう。
若ハゲの原因が栄養バランスの偏った食事の場合は、髪の毛の成長に必要な栄養素を含む食材を食事の時に積極的に取り入れ、食生活を改善しましょう。
髪の毛の成長にはたんぱく質、亜鉛、各種ビタミン類などの栄養素が大切なので、これらの栄養素をバランスよく取り入れた食事を心がけることが大切です。
- たんぱく質
たんぱく質は髪の毛の主成分であるケラチンの原料で、ケラチンは18種類のアミノ酸が結合してできている
豚ひれ、鶏むね、豚もも、牛ももなどの肉類、サバ、アジ、サケ、マグロなどの魚介類、大豆、たまご、乳製品類など
- 亜鉛
亜鉛は髪の毛の主成分であるケラチンを合成するために必要な成分で、アミノ酸を再結合してケラチンを生成する
牡蠣、ホタテ貝などの魚介類、牛肩ロース、牛もも、レバーなどの肉類、たまご、かつお節など
- ビタミン類
ビタミンにはA・B・C・Eがあり、AとEは頭皮の血行を促進し、BとCは新陳代謝を活発にし酸素と栄養素を頭皮に運ぶ働きがある
ビタミンA:にんじん、ほうれん草、モロヘイヤ、バターなど
ビタミンB2:ブロッコリー、干し椎茸、たまご、牛乳、納豆など
ビタミンB6:にんにく、ピスタチオ、マグロ、パセリなど
ビタミンC:赤ピーマン、ブロッコリー、アセロラ、キウイなど
ビタミンE:煎茶、アーモンド、モロヘイヤ、アボカドなど

髪の毛の成長に大切な、たんぱく質、亜鉛、ビタミン類などが多く含まれる上記の食材をバランスよく摂取して、若ハゲなどの薄毛対策をしましょう。
また、塩分や脂分が多く含まれている食事も頭皮環境を悪化させ若ハゲを進行させてしまうことがあるので、外食などをする際もたんぱく質、亜鉛、各種ビタミン類などの栄養素が多く含まれている食材を意識して、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
就寝中に分泌される成長ホルモンは、頭皮や髪の毛のダメージを修復してくれるので、若ハゲの原因が睡眠不足の場合は十分に睡眠時間を確保することが大切です。
成長ホルモンは深い眠りにつくとされる、眠り始めの3時間に大量に分泌されるとされており、浅い眠りの時間にはほとんど分泌されません。睡眠時間は少なくても4時間以上は確保するようにして、質の良い睡眠をとるためにも就寝前にはスマホなどの使用は避け、ゆっくりと過ごし薄毛対策しましょう。
ストレスが溜まると頭皮の血行が悪くなり若ハゲの原因になってしまうので、ストレスを上手に発散して薄毛対策するようにしましょう。
趣味などに熱中したり、好きな音楽を聴いたりすることでもストレスを解消できますが、家族や友人と会って話をするだけでもストレス発散になるので、自分なりのストレス発散方法を見つけストレスを溜めないように対策するといいでしょう。
頭皮環境が悪いと若ハゲの原因になるので、頭皮を清潔に保つためにもシャンプーは毎日行うことが大切です。頭皮は汗や皮脂などの汚れが溜まりやすいので、シャンプーを正しく行い薄毛対策をしましょう。
正しいシャンプー方法は次の通りです。
1. シャンプー前にしっかりブラッシング
2. お湯で予洗いをする
3. シャンプーを泡立てる
4. 頭皮を優しく洗う
5. しっかりすすぐ
6. 時間をおかずドライヤーで乾かす

シャンプーを行う前に、しっかりとブラッシングを行い髪の毛についている汚れを浮き上がらせ、絡まりをほぐします。
ブラッシングで浮き上がった汚れや余分な皮脂を落とすために、お湯を使い予洗いをします。お湯が熱すぎると頭皮を痛めてしまうので、少しぬるめのお湯を使うといいでしょう。
頭皮に直接シャンプーをつけるのではなく、シャンプーを手のひらに取って程よく泡立ててから頭皮につけましょう。
爪を立てて洗うと頭皮を痛めてしまうので、泡立てたシャンプーを頭皮につけ、指の腹を使い頭皮を優しく洗いましょう。また、シャンプーを行う際に軽く頭皮マッサージを行うと、頭皮の血行が促進されたりリラックスすることができます。
汚れやシャンプーが頭皮に残っていると頭皮環境を悪化させてしまうので、生え際や耳の裏までしっかりとすすぎ洗い流しましょう。シャンプー後にトリートメントやコンディショナーを使用する場合も、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流すようにしてください。
ドライヤーで乾かすよりも自然乾燥のほうが頭皮や髪の毛に優しいイメージを持っている方もいると思いますが、シャンプー後の髪の毛を濡れたままにしておくと、頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまいます。髪の毛がパサついたり、雑菌が増える原因になってしまうので、髪の毛を優しくタオルで挟んで水分をとり、ドライヤーを使用してしっかりと乾かしましょう。
若ハゲの原因が食生活や生活習慣の乱れの場合は、「食生活の改善」「睡眠時間を十分にとる」「ストレスを溜めない」「シャンプーを正しく行う」などの薄毛対策ができます。
しかし、自分で薄毛対策を行っていても若ハゲが明らかに進行していたり、抜け毛が多くなっている場合はAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性があるので注意が必要です。
AGA(男性型脱毛症)が原因の若ハゲは病院を受診!
若ハゲの原因がAGA(男性型脱毛症)の場合は、自分で薄毛対策を行っても改善できないので病院を受診するようにしましょう。
AGA(男性型脱毛症)は生え際と頭頂部を中心に進行していく進行性の脱毛症のため、なにもしないままでいると薄毛はどんどん進行してしまいます。しかし、AGAは病院で治療が行えるため、若ハゲの原因がAGAの場合は病院でAGA治療を始めるようにしましょう。
また、AGAの進行スピードには個人差がありますが、AGAの症状が進行してしまうと、薄毛を治療するために複数の治療薬が処方されたり、薬以外の施術を行ったりと、月々の治療費用の負担が大きくなってしまいます。
そのため、若ハゲの原因がAGAの場合はもちろん、若ハゲの原因がよくわからない場合も、まずは病院を受診してAGAなのか診断してもらいましょう。
若ハゲの治療は何科を受診?病院で受けられる治療法

若ハゲの治療を病院で行う場合は何科を受診して、どのような治療が受けられるのか紹介します。
なお、若ハゲの治療を行う際は原則として保険適用外の自由診療になるため、受診する病院や科に関係なく全額自己負担になることは留意しておきましょう。
若ハゲの治療は専門病院がおすすめ
若ハゲの治療を検討している方の中には、何科を受診すればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
髪の毛が生えている頭皮は医学的に皮膚に分類されるため、「皮膚科」で薄毛の相談や治療を受けることができますが、そのほかにも内科や美容皮膚科、形成外科、AGA治療・薄毛治療を専門に行っている病院でも若ハゲの治療が行えます。
若ハゲの進行具合には個人差があり、どのような治療効果を希望するかも人によって異なるため、治療薬や治療法の種類が豊富でAGA治療や薄毛治療を専門に行っている病院を受診すると一人ひとりの症状に合わせた治療が受けられるでしょう。
若ハゲに処方される治療薬の効果

若ハゲの治療を病院で行う場合は、多くの病院で内服薬や外用薬を用いた投薬治療が受けられます。投薬治療ではAGA治療で使用される「フィナステリド」「デュタステリド」「ミノキシジル」が処方されることが多いので、それぞれのAGA治療薬の料金相場や効果についてまとめました。
治療薬名と料金相場 | ・プロペシア(先発薬):約7,700円~8,800円/月 ・フィナステリド(ジェネリック医薬品):約3,400円~8,800円/月 |
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効果 | ◎現状維持・脱毛予防 フィナステリドが有効成分である先発薬「プロペシア」とジェネリック医薬品「フィナステリド」には、抜け毛予防の効果が期待できます。 前頭部から頭頂部に存在する還元酵素「Ⅱ型5αリダクターゼ」を阻害し、男性ホルモンのテストステロンからDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されるのを制御し、ヘアサイクルを正常に戻す働きがあります。 |
治療薬名と料金相場 | ・ザガーロ(先発薬):約8,800円~14,000円/月 ・デュタステリド(ジェネリック医薬品):約4,500円~8,800円/月 |
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効果 | ◎現状維持・脱毛予防 デュタステリドが有効成分である先発薬「ザガーロ」とジェネリック医薬品「デュタステリド」には、抜け毛予防の効果が期待できます。 前頭部から頭頂部に存在する還元酵素「Ⅱ型5αリダクターゼ」に加え、全身の皮脂腺に存在する「Ⅰ型5αリダクターゼ」を阻害します。男性ホルモンのテストステロンからDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されるのを制御し、ヘアサイクルを正常にします。 |
治療薬名と料金相場 | ・ミノキシジル内服薬:約2,900円~10,000円/月 ・ミノキシジル外用薬:約5,000円~14,300円/本 |
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効果 | ◎脱毛抑制・発毛促進 ミノキシジルには内服薬と外用薬があり、どちらも発毛を促進する効果が期待できます。 ミノキシジルは高血圧の治療薬である「ロニテン」に含まれている成分で、多毛症の副作用が報告されたためAGA治療薬が開発されました。ミノキシジル内服薬は毛乳細胞に直接作用して成長因子を増殖させる働きがあり、ミノキシジル外用薬は毛母細胞を刺激して細胞分裂を活発にします。 |
若ハゲの治療薬としても処方されることが多いAGA治療薬「フィナステリド」「デュタステリド」「ミノキシジル」には、抜け毛予防の効果や発毛を促進する効果が期待できます。しかし、副作用が起こる可能性があるので、医師の指示に従い用法用量を守り服用または塗布し、AGA治療中に体調に異変を感じた場合は、病院を受診するようにしましょう。
若ハゲの治療でAGA治療薬を使用すると、治療開始10日~1ヶ月の間に抜け毛が多くなる「初期脱毛」という副作用が起こる可能性があります。特に「ミノキシジル」を用いた治療を行うと起こる症状ですが、乱れたヘアサイクルが正常に戻る過程で髪の毛が生え変わることで起こる症状です。3ヶ月程度で落ち着くことが多いため、若ハゲの治療を続けても問題はないでしょう。ただし、抜け毛が長期的に続く場合は、他の原因も考えられるため医師に相談するようにしてください。
若ハゲを治療!注入治療・自毛植毛の効果

若ハゲの治療を病院で行う際に行う注入治療や自毛植毛は、専門的な技術が必要なため一部の病院でしか受けられない施術になります。
施術名と料金相場 | ・注入治療(メソセラピー・HARG療法):約15,000円~200,000円/回 |
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効果 | ◎脱毛抑制・発毛促進 注入治療には注射器など針を用いる施術のほかに、専門の医療機器を使って浸透させるなど病院により様々な施術方法があります。 大きく分けて「メソセラピー」と「HARG療法」があり、メソセラピーは病院により使用する薬剤が違うため、注入する薬剤の有効成分により得られる効果が異なります。HARG療法は150種類以上の成長因子などが配合されたHARGカクテルを使用するため、施術を受ける病院に関係なく同一の効果が期待できます。 |
施術名 | ・自毛植毛(FUE法・FUT法 など):約360,000円~2,365,000円/500グラフト |
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効果 | ◎毛髪の移植 自毛植毛は髪の毛が生えてこなくなってしまった部分に、薄毛の影響を受けていない部分の髪の毛を毛包の組織ごと採取して植毛を行う外科手術です。自毛を使用しているため生着率が高く、髪の毛が頭皮に生着すると何度でも生え変わります。 |
注入治療は内服薬や外用薬を併用して行うことが多いため、注入治療の費用に加え治療薬の料金がかかり、施術は複数回受ける必要があります。
自毛植毛は数十万円の基本料金がかかるクリニックが多く、薄毛治療の中でも最も高額な治療法で、それに加え植毛を行う範囲、グラフト数(株数)、施術方法などによっても料金が大きく変動します。
若ハゲの治療で注入治療を行う際、薬剤にミノキシジルが含まれていると「初期脱毛」の症状が出る場合があります。
また、若ハゲの治療で注入治療や自毛植毛を行う場合は、投薬治療よりも高額になることが多いため、自分の予算に合っているか慎重に検討してから行うようにしましょう。
若ハゲに合う!かっこいい髪型をご紹介
最後に高校生や10代、20代で若ハゲが気になっている方に、若ハゲに合うかっこいい髪型を紹介するので参考にしてください。
・ベリーショート
・アップバングショート
・おしゃれ坊主

若ハゲにはどんな髪型が合うか分からず迷うという方も多いと思いますが、長めの髪型にして無理に薄毛を隠そうとすると逆に薄毛が目立ってしまうので、若ハゲには短髪がおすすめです。
「ベリーショート」は全体の髪の毛を短く揃えた髪型で、「アップバングショート」は、あえて前髪を上げてサイドからバックを潔く短く刈り上げた髪型で、どちらもサイドの髪の毛を短くし、フロントやトップに少しボリュームを持たせた髪型です。清潔感があるので高校生や大学生だけではなく、スーツなどのビジネススタイルにも合うので、仕事をしている10代、20代の方にもおすすめの若ハゲに合うかっこいい髪型です。
清潔感があり若ハゲと分かりにくい坊主スタイルもおすすめですが、高校生や10代、20代が丸刈りの坊主にするとスポーツ少年に見えてしまったり、場合によっては怖く見えてしまうので、少しアレンジを加えた「おしゃれ坊主」にするといいでしょう。
高校生や10代、20代で薄毛が気になる場合は、長めの髪型にして薄毛を隠すよりも、短髪にしたり前髪を上げる髪型にすると清潔感があり、若ハゲにも合うのでぜひ試してみてください。
この記事では若ハゲになる原因と禿やすいひとの特徴、若ハゲの判断基準について解説しました。食生活や生活習慣の乱れが原因で若ハゲになってしまった場合は、食生活や生活習慣を改善することで対策できますが、若ハゲの原因がAGAの場合は薄毛が進行してしまう前に、病院を受診するようにしましょう。