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AGA治療には薄毛の改善が期待できるというメリットもありますが、副作用やデメリットも存在します。
当記事では、AGA治療の副作用やデメリットについて調査し、AGA薬ごとの副作用やAGA治療をやめるとどうなるのか、AGA治療でうつや男性のリビドー減退などの副作用が起こる確率についてまとめました。
AGA治療の副作用で体毛の変化が現れたときの対処法や、副作用で後悔しないための注意点も紹介しているので、参考にどうぞ。
※ページ内の料金は全て税込です。
目次
AGA治療の副作用は?フィナステリドなどAGA治療薬の副作用も解説
AGA治療薬に限らずどんな治療薬にも主作用と副作用があり、期待できる効果のほかに望ましくない症状が現れる可能性があります。副作用は必ずしも現れるとは限りませんが、AGA治療を検討している方は作用と副作用の両方を理解した上で治療薬を使用すると、いざという時に対処しやすくなるでしょう。
ここでは、AGA治療で起こりうる副作用について解説し、治療薬ごとの症状についても説明しているので参考にしてください。
AGA治療の副作用はうつ・男性機能障害・体毛の変化など
AGA治療では、治療薬や治療法によってうつや体毛の変化などの副作用が現れることがあります。副作用が現れたときは、まず医師に相談することが一番の対処法になりますが、ここでは代表的な副作用を取り上げているので、確認してみてください。
フィナステリドやデュタステリドなど内服薬は過敏症や生殖器・肝臓の症状などの副作用が現れる可能性がある
ミノキシジルは循環器や皮膚、精神神経系などに副作用の症状が現れる
ミノキシジルなどの成分が含まれていれば治療薬と同様の副作用が現れる可能性がある
施術による痒み、痛み、腫れなど
人工毛植毛の場合は拒絶反応の発生や移植後に人口毛が生着しない可能性がある
自毛植毛は毛根を採取した部分の痛みや傷口の炎症など
・AGA治療を始めてから約10日~1ヶ月の間に脱毛が見られる
・通常は1ヶ月程度で落ち着く症状で厳密には副作用と異なる
AGA治療薬ごとの副作用は後ほど詳しく取り上げますが、大まかにまとめると肝臓や生殖器、循環器など体の様々な部分に症状が現れることがあります。
また、注入治療や植毛など施術を伴う治療では、術後の痛みや炎症などの副作用が多いと言えるでしょう。
そのほかにも、AGA治療では初期脱毛という脱毛症状が起こることがあり、治療開始後10日~1ヶ月程度の期間で急激な脱毛が見られます。
しかし、初期脱毛は髪が生え変わる周期が整えられて弱い毛髪が抜けることによる症状で、通常は1ヶ月程度で落ち着くため、過度に心配する必要はありません。
副作用や初期脱毛が気になる方は、AGA治療が行えるクリニックを受診すると副作用などが現れた際に様々なサポートを受けることができます。また、国内で承認された正規品のAGA治療薬であれば「医薬品副作用被害救済制度」の対象になり、重篤な副作用が起こった際は症状の治療にかかる費用などを支援してもらえるため、AGA治療を始めたくても副作用が心配な場合はクリニックで相談するといいでしょう。
AGA治療が行えるクリニックの副作用への対応が気になる方は、こちらも参考にどうぞ!
>>AGA治療で副作用を発症したとき:AGA治療クリニックの対応
フィナステリドの副作用は肝機能障害に注意
フィナステリド(プロペシア)はAGA治療で広く用いられる治療薬で、AGA治療専門のクリニックのほか一般皮膚科などでも取り扱われています。ここでは、フィナステリドの副作用を詳しく紹介します。
効果 | 薄毛の進行を抑制・予防する |
---|---|
作用 | 5αリダクターゼ「Ⅱ型」の活動を阻害し、男性ホルモンをDHT(ジヒドロテストステロン)に変換する働きを抑制する |
副作用 | ◎重大な副作用:肝機能障害 そのほかの症状 【過敏症】 そう痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面顔面腫脹を含む) 【生殖器・性機能】 リビドー減退、勃起機能不全、射精障害、精液量減少、睾丸痛、血精液症、男性不妊症、精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等) 【肝臓】 AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇 【その他】 乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい |
フィナステリドの副作用は、主に過敏症・生殖器や性機能に現れる症状・肝臓に現れる症状・その他の症状の4つに大別されます。
過敏症はそう痒症・蕁麻疹・発疹・血管浮腫など皮膚に現れる症状が中心で、症状が現れた際にも自覚しやすいでしょう。
また、フィナステリドが男性ホルモンに影響を与える作用を持つことから、生殖器や性機能に現れる副作用は起こりやすいと考えられており、子どもがほしい方にとっては一番気になる症状かもしれません。副作用が起こった際にはクリニックで相談すると適切な対処法を指示してもらえるため、確認してみてください。
ほかにも、フィナステリドの有効成分が肝臓で代謝されることから、肝機能障害や肝臓に関する指標の上昇が報告されており、乳房や気分の変化、めまいなどの諸症状も同様に副作用として挙げられています。
特に肝機能障害は重大な副作用として記載されているため、血液検査などで肝臓の数値に異常が見られたら、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。
デュタステリドの副作用は肝臓や性機能にも現れる
デュタステリド(ザガーロ)もフィナステリドと並んで広く用いられているAGA治療薬で、様々なクリニックで処方を受けることができます。こちらではデュタステリドの副作用について詳しく紹介するので、参考にしてください。
効果 | AGA・薄毛の進行を抑える |
---|---|
作用 | 5αリダクターゼ「Ⅰ型」と「Ⅱ型」両方の活動を抑制し、男性ホルモンをDHTに変換する働きを阻害する |
副作用 | ◎重大な副作用:肝機能障害、黄疸 そのほかの症状 【過敏症】 発疹、蕁麻疹、アレルギー反応、そう痒症・限局性浮腫・血管性浮腫 【生殖器・乳房障害】 リビドー減退、射精障害、勃起機能不全、精巣痛、精巣膨張、乳房痛、乳頭痛、女性化乳房、乳房不快感 【精神神経系】 頭痛、抑うつ気分、浮動性めまい、味覚異常 【皮膚】 脱毛症、多毛症 【消化器】 腹部不快感、腹痛、下痢 【その他】 倦怠感、血中クレアチンホスホキナーゼ増加 |
デュタステリドの副作用はフィナステリドと同様に過敏症・生殖器の症状や乳房障害・精神神経系の症状・肝機能障害などが見られます。さらに、体毛の変化に関する副作用やその他の諸症状が現れることもあります。
デュタステリドはフィナステリドと同じ目的で使用されるAGA治療薬ですが、作用する5αリダクターゼの種類に違いがあり、効果が強い分少しだけ副作用が起こる可能性が高くなっています。性機能に現れる症状はデュタステリドの代表的な副作用のため、妊活などを考えている方は注意しましょう。
また、肝臓に現れる副作用はデュタステリドの重大な副作用として挙げられているため、フィナステリド同様に異常が発覚した場合は、速やかに診療を受けてください。
なお、デュタステリドの副作用が起こる確率が気になる方は後ほど詳しく解説しているので、そちらも参考にしてみてください。
ミノキシジルの副作用でうつや体毛増加が起こる?
ミノキシジルは主に発毛促進のために使用するAGA治療薬で、症状を改善したい部分に直接塗布する外用薬と飲み薬の内服薬があります。
ミノキシジル外用薬は国内で承認されており市販の発毛剤としても出回っていますが、内服薬はクリニックで取り扱われているものの国内未承認の医薬品となります。内服薬でも有効成分自体は同じなので発毛促進が期待できますが、副作用の症状や発現率が異なることに注意しましょう。
詳しい副作用については、以下で詳しく解説します。
効果 | 血流を改善し、発毛を促す |
---|---|
作用 | 血管拡張、毛母細胞の刺激 |
外用薬の副作用 | 【皮膚】 頭皮の発疹・ 発赤、ふけ、かぶれ、痒み、使用部位の熱感等 【精神神経系】 めまい、気が遠くなる、頭痛 【循環器】 心拍が速くなる、胸の痛み 【代謝系】 手足のむくみ、原因のわからない急激な体重増加 |
内服薬の副作用 | 【皮膚】 皮膚の紅潮、発赤、足または下肢の腫れ、手足や顔の痺れ・疼き、発疹、痒み、体毛増加(全身) 【循環器】 不整脈、心拍が速くなる、胸痛、息切れ 【その他】 腹部膨満感、体重増加、頭痛 |
ミノキシジルの副作用は主に皮膚・精神神経系の症状・循環器・代謝系の症状などが挙げられます。
ミノキシジル外用薬は頭皮に直接塗布するため、頭皮の発疹や使用部位の熱感など使用部位に副作用が現れることがあります。また、血管拡張作用があることから、神経と連動してめまいや頭痛などの副作用を起こしたり、循環器の血流に影響を与えて心拍の速さや胸痛などの症状を起こしたりします。
ミノキシジル内服薬も外用薬と共通する副作用がありますが、全身の体毛増加は成分が血液循環で運ばれることから、内服薬の使用で多く見られる副作用になります。
循環器に関する副作用も不整脈や息切れなど様々な症状が考えられるので、気になる方はクリニックで相談するといいでしょう。
また、フィナステリドやデュタステリドの副作用には抑うつ症状が挙げられていますが、ミノキシジルではそれほど気にしなくてもいい症状となります。理由については後ほど副作用が起こる確率と共に解説しているので、確認してみてください。
AGA治療の副作用が現れる確率:うつや男性のリビドー減退はどのくらい起こるか
AGA治療薬の副作用はどのくらいの確率で起こるのか、副作用が報告された症例数を参考にまとめました。また、副作用が現れやすくなるポイントについても解説しているので、気になる方は確認してみてください。
フィナステリドの臨床試験(国内第Ⅱ/Ⅲ相二重盲検比較試験)では患者414例のうち、0.2㎎投与群では1.5%(2例)、1㎎投与群では6.5%(9例)ほどの副作用発生率でした。発生した副作用はリビドー減退や勃起機能不全がほとんどだったので、男性機能に関する副作用は比較的発生する確率が高いと言えるでしょう。
フィナステリド服用時に男性機能に関する症状以外の副作用が起こる確率は、以下の表を参考にしてください。
1%程度 | 1%未満 | 頻度不明 | |
---|---|---|---|
過敏症 | ー | ー | そう痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面顔面腫脹を含む) |
生殖器 | リビドー減退 | 勃起機能不全、射精障害、精液量減少 | 睾丸痛、血精液症、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等) |
肝臓 | ー | ー | AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇 |
その他 | ー | ー | 乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい |
デュタステリドの臨床試験(国際共同第Ⅱ/Ⅲ相二重盲検比較試験)では日本人200例を含む917例のうち、17.1%(95例)の副作用発生率が報告されています。
また、発生が報告された副作用はフィナステリドと同様に勃起機能不全やリビドー減退、射精障害など男性機能に関する症状が中心でした。
一見するとデュタステリドはフィナステリドよりも副作用の発生率が高く見えますが、一つひとつの症例ごとの副作用発生率は5%未満のため、過度に心配しなくてもいいでしょう。
症例ごとの副作用発生率が気になる方は、以下の表も参考にしてください。
1~5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
---|---|---|---|
過敏症 | ー | 発疹 | 蕁麻疹、アレルギー反応、そう痒症、血管性浮腫、限局性浮腫 |
精神神経系 | ー | 頭痛、抑うつ気分 | 浮動性めまい、味覚異常 |
生殖器及び乳房障害 | 性機能不全(リビドー減退・射精障害・勃起不全) | 乳房障害(乳房不快感・乳房痛・乳頭痛・女性化乳房)、腹部不快感 | 精巣痛、精巣腫脹 |
皮膚 | ー | ー | 体毛脱落など脱毛症、多毛症 |
消化器 | ー | 腹部不快感 | 腹痛、下痢 |
肝臓 | ー | ー | 肝機能障害、黄疸 |
その他 | ー | ー | 倦怠感、血中CK(クレアチンホスホキナーゼ)増加 |
ミノキシジル外用薬の副作用は国内のモニター店における調査で3,072例中271例が報告されており、副作用発生率は8.82%程度が目安となります。
副作用の症状は外用薬を塗布した部分のそう痒感や発疹、刺激や痛みなどが中心のため、外用薬を使用する場合は肌の異常や違和感が起こりやすいと言えるでしょう。
ミノキシジルの副作用としてよく挙げられる多毛症は、国内における外用薬使用時の症例では1件しか報告されていませんが、内服薬を服用した場合は成分が全身に運ばれるため、発現率が高くなります。
また、参考元のミノキシジルの副作用症例報告で抑うつ症状は確認されていないため、うつや気分の変化に関する副作用はそれほど心配しなくてもいいでしょう。
症例別の報告数もまとめたので、気になる方は参考にしてください。
ミノキシジルの副作用発現症例 | |
---|---|
適用部位のそう痒感 | 123件 |
適用部位の発疹 | 43件 |
頭部粃糠疹(ひこうしん) | 33件 |
接触性皮膚炎 | 32件 |
適用部位の紅斑 | 31件 |
適用部位の刺激感 | 13件 |
頭痛 | 10件 |
浮動性めまい、動悸、適用部位の乾燥、血圧上昇 | 各6件 |
適用部位の疼痛、適用部位の熱感、適用部位の腫脹 | 各4件 |
末梢性浮腫、適用部位の分泌物、心拍数増加 | 各3件 |
眼痛、耳鳴、発疹、裂毛、蕁麻疹、皮膚のつっぱり感、適用部位の炎症など | 各2件 |
不眠症、眼充血、心不全、腹痛、多毛症など | 各1件 |
薬の副作用は治療薬の性質、用法や用量、体質や生活習慣などが影響することにより現れやすくなると言われています。以下で詳しく解説するので、AGA治療薬を服用する際には注意してください。
- 治療薬の性質
- 用法や用量
- 体質や生活習慣
例えばAGA治療に用いられるフィナステリドやデュタステリドは男性ホルモンの生成を阻害する作用があるため、薄毛を抑制する効果と併せて男性機能不全などの副作用が起こりやすくなります。
服用の間隔や他の治療薬との併用、食品などの影響で治療薬の作用の強さや有効成分の代謝に影響し、副作用が出やすくなる可能性があります。
服用する人の体質やその日の体調などによって副作用が出やすくなることがあるほか、使用できない治療薬もあるため、薬を服用する際には体質も考慮する必要があります。
・アレルギーを持っている人
・肝臓など治療薬の成分を代謝・排泄する臓器に疾患がある人
・過去にとても重い副作用を経験したことがある人
・複数の内服薬を飲んでいる人
・妊娠中または妊娠の可能性がある人
・高齢者
AGA治療には副作用以外のデメリットもある?
AGA治療には副作用のほかにも、費用や治療期間の長さなどのデメリットが考えられます。ここでは、AGA治療のデメリットについて紹介するので、治療を検討している方はチェックしてみてください。
AGA治療のデメリットは費用面で実感しやすい
AGAは健康に害を及ぼす疾患ではないため、治療費は全額自己負担になることから、治療費用を負担に感じやすいというデメリットがあります。
特に注入治療や植毛など施術を伴う治療法は費用が高額になりやすく、プランを契約する際に医療ローンを組んだりと、予想以上に費用がかかってしまい後悔することもあるようです。
AGA治療にはある程度まとまった費用が必要になるのはデメリットかもしれませんが、薄毛改善の効果も認められているため、治療を始めたい方は事前に費用を調べた上で検討してみてください。
また、AGA治療で重大な副作用が現れた場合は救済制度を利用できる場合があるほか、クリニックによっては、効果が見られなかった場合や薬が体に合わなかった場合に適用される返金保証制度を設けているところもあります。適用になれば治療費用の支援や返還を受けられることもあるため、気になる方は事前に確認しておくといいでしょう。
AGA治療のデメリットには期間の長さも!やめるとどうなるのかについて
AGA治療は薄毛の抑制や発毛を目的に行いますが、髪が生え変わる周期と密接に関係することから、治療の効果を実感するまで6ヶ月程度かかると言われています。
そのため、本当に効果があるのか不安になり途中でやめたくなってしまうなど、AGA治療はすぐに効果を実感できないことがデメリットといえます。
また、AGAは進行型の脱毛症のため治療を途中でやめると、薄毛が改善していたとしても再び症状が進行するため、継続して治療を行わなくてはならず治療費用が負担になる可能性もあります。ただ、効果に満足した場合は積極的治療から維持する治療に切り替えることもできるので、費用負担を軽減することはできるでしょう。
クリニックによっては、治療薬のまとめ買いや定期配送を利用することで割引価格で薬を購入できるところもあるので、そういった割引サービスを上手く利用していくことで継続しやすくなるでしょう。
AGA治療の副作用は発症したら終わり?クリニックの対応について
AGA治療の副作用は発症したら終わりなのか気になる方もいるかもしれませんが、クリニックなどできちんと対応してもらえるので過度に心配はしないでください。
ただし、個人輸入で入手したAGA治療薬には様々なリスクやデメリットがあり、副作用に関する問題もたくさんあります。
ここでは、個人輸入サイトで購入した医薬品やクリニックでのAGA治療で副作用を発症した場合はどうなるのか、どのように対応してもらえるのかまとめました。
AGA治療で副作用を発症したとき:AGA治療薬を個人輸入した場合
AGA治療薬は、海外製の治療薬を安価で入手できる個人輸入代行サイトを通して購入することも可能です。しかし、個人輸入したAGA治療薬には様々なリスクやデメリットがあります。
国内で承認を受けた正規品のAGA治療薬は救済制度の対象となりますが、個人輸入した海外製の治療薬を服用して副作用が現れた場合は救済制度の対象外になります。
後ほど詳しく説明しますが、個人輸入した治療薬は副作用や健康被害も報告されているため、使用はあくまで自己責任となり、救済制度を受けられなくなる点について特に注意しましょう。
海外製の治療薬は国内の治療薬と認可の基準が異なるため、有効成分が少なくて効果が十分に発揮されないことがあります。
また、海外製の治療薬が偽造薬だった例も報告されており、正規品の医薬品には見られない未知の副作用が起こる可能もあります。
繰り返しになりますが、個人輸入した治療薬は厚生労働省により健康被害が発表されています。個人輸入したAGA治療薬では、海外製のミノキシジル内服薬2.5㎎とフィナステリド1.0㎎を約2ヶ月間使用した50代男性が健康被害を受けた例が令和3年度に報告されています。
健康被害を受けた男性は胸焼けや濃い色の尿が出現してから医療機関を受診し、肝機能障害や黄疸が指摘されて入院することになったので、実際に副作用や健康被害が起きて入院する例もあったことに留意しておきましょう。
先に紹介したように、個人輸入した医薬品には副作用に関するリスクもあり、実際に健康被害が起きた例も報告されています。
個人輸入したAGA治療薬で副作用を発症した場合は、救済制度を利用できず入院費用が自己負担になる可能性もあるため、様々な危険性があることに注意しましょう。
AGA治療で副作用を発症したとき:AGA治療クリニックの対応
AGA治療で副作用が出た場合、医師に相談したほうがいいのは知っていても、クリニックでは実際にどのような対応が受けられるのか気になる方もいると思います。
そこで、AGA治療が行えるクリニック3院を取り上げ、副作用についてきちんと説明してもらえるのか、どのような対応をしてもらえるのかについて紹介します。各クリニックを受診した方の口コミも紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
CLINIC FOR (クリニックフォア)
クリニックフォアでは初診からオンラインでAGA治療薬を処方してもらうことが可能で、当日予約や夜間の診療にも対応しているため、自分の好きなタイミングで受診することができます。フィナステリドを1ヶ月あたり2,034円から始められるプランもあるため、初めて治療を行う方でも初期費用を抑えてAGA治療を始めやすいでしょう。
また、クリニックフォアでは返金制度が設けられており、AGA治療薬が体質的に合わず重い副作用やアレルギー反応が出た場合は問い合わせると治療薬の処方にかかった費用を返金してもらえます。AGA治療の費用や副作用が心配だけど症状を改善したい方は、確認してみてください。
自宅から好きなタイミングで受診できるオンライン診療は便利ですが、副作用が心配な方はオンライン診療でもいいのか疑問に思うかもしれません。そこで、実際にクリニックフォアの診療を受けた方の口コミを紹介します。
「オンライン診療でも医師が副作用について丁寧に説明してくれて、質問にもきちんと答えてくれた。予約から診療完了までスムーズで対応も丁寧なので、受診の際の不安な気持ちが和らいだ」
クリニックフォアの口コミではオンライン診療の利便性はもちろん、副作用についての丁寧な説明や質問にもしっかり回答してもらえる点が評判でした。
そのため、実際に受診するときもAGA治療の副作用やデメリットについて説明してもらった上で、副作用が出たときの対処法など疑問に思ったことがあれば丁寧に答えてもらえるでしょう。
さらに、クリニックフォアは東京都内・埼玉・大阪では対面診療も可能なため、近隣にクリニックがある方は副作用が起こった際に直接診察を受けることも可能です。
遠方にお住まいの方でも副作用や対処法の説明をしっかり受けられるので、自分の都合に合わせて受診しやすく、副作用についてきちんと対応してもらえるクリニックを探している方はぜひチェックしてみてください。
おすすめ治療プラン | ■予防プラン 定期配送:初月1,760円※1 2ヶ月目以降3,412円/月 12ヶ月定期配送 キャンペーン価格:24,397円(1ヶ月あたり2,034円)※1 通常:26,615円(1ヶ月あたり2,218円) 通常購入:4,015円/月 |
---|---|
治療プラン以外の諸費用 | 予約・診察料:無料(治療薬の処方がない場合は1,650円) オンライン診療の送料:550円 |
支払い方法 | ・クレジットカード ・GMO後払い(コンビニ・郵便局・銀行・LINEPay) ・代金引換 |
治療費の返金保証制度 | あり |
オンライン診療 | 初診から可能 診療時間 7:00~24:00 |
クリニック数 | 11院 |
公式サイト | https://www.clinicfor.life/ |
Dクリニック
Dクリニックでは独自の症例データベースを活用することで、一人ひとりの症状や体質に合わせた治療薬を提案してもらうことができます。AGA治療薬の処方を受ける際には体質や負担を考慮して副作用が起こりにくい用量に調整してもらうことも可能なので、初めての方でも自分に最適な治療薬でAGA治療を始められるでしょう。
また、Dクリニックには副作用対応サポート体制も用意されており、診療時間内の電話相談や副作用で現れた症状の治療にも対応しています。
男性機能の低下が見られた場合はED治療薬の処方が可能で、体毛の変化に対しては医療脱毛の施術も行えるなど症状に合った対処法を提案してもらえるので、AGA治療の副作用が心配な方はチェックしてみてください。
Dクリニックの診療を受けた方の口コミを紹介するので、診療内容やサポート体制が気になる方は確認してみてください。
「診察が丁寧で、月に1度の診察では頭部の写真を撮って症状は改善しているか、アレルギーなどはないかチェックしてくれる。その上で最適な治療薬を提案してもらえるので、不安になりやすい自分には合っている」
Dクリニックの口コミでは、診察のたびに症状やアレルギー反応の有無を丁寧に確認してもらえることや、自分に適した治療薬を提案してもらえることが評判でした。
そのため、副作用が心配な方でも自分の症状や体質に合わせて適切な治療薬を処方してもらうことができ、治療について不安なことがあれば診察やカウンセリングで丁寧に対応してもらえるでしょう。
また、Dクリニックでは適切な治療薬の提案や副作用のサポートだけではなく、生活習慣のアドバイスや提携ヘアサロンでのヘアケアも受けることができ、AGA治療を続ける上で困ったことがあれば相談しやすい体制が整っています。
AGA治療の副作用が不安でサポート体制を重視したい方は、無料カウンセリングで相談してみてください。
おすすめ治療プラン | ■単剤処方治療 フィナステリド初月:1,100円 フィナステリドまたはプロペシア通常:4,400円~6,600円/月 |
---|---|
治療プラン以外の諸費用 | 診察・血圧測定・マイクロスコープ・頭部撮影料:3,300円 血液検査:5,500円 カウンセリング:無料 |
支払い方法 | ・現金 ・クレジットカード |
治療費の返金保証制度 | ー |
オンライン診療 | 初診から可能 |
クリニック数 | 6院 |
公式サイト | https://www.d-clinicgroup.jp/clinic/ |
AGAヘアクリニック(AHCメディカルサロン)
AGAヘアクリニックでは秋葉原本院と大宮で対面診療を受けられるほか、系列のAHCメディカルサロンで対面カウンセリングとオンライン診療を両立した上でAGA治療を始めることができます。
AGAヘアクリニックは副作用に対する取り組みも行っており、体調や副作用のチェックは受診ごとに行うので、治療経過だけではなく体調にも気を配った診療を受けられます。
副作用が発生した場合は医師が症状を確認した上で減薬・休薬や治療薬の変更など適切な対応をしてくれるので、副作用が心配な方でも治療を任せやすいでしょう。
また、AGAヘアクリニックのカウンセラーは毛髪診断士やメンタルケア心理士の資格を取得しているので、適切な治療薬の提案や副作用が不安な気持ちに配慮した対応をしてもらえます。そのため、治療開始後に気になることがあっても相談しやすいでしょう。
AGAヘアクリニックではどのように患者の気持ちに配慮してもらえるのか気になる方は、こちらで口コミを紹介しているので確認してみてください。
「不安なことを質問するときちんと答えてくれて定期的に検査もしてくれるなど、丁寧な対応だと思う。飲み薬を継続する不安にも親身になって対応してもらっている」
AGAヘアクリニックの口コミでは、AGA治療を継続する際に気になることや不安な気持ちに対しても親身に対応してもらえることや、定期的な検査で体調のチェックを丁寧に行ってもらえることが評判でした。
そのため、AGAヘアクリニックでは実際に治療を始めた後も、定期検査で副作用の有無を丁寧に確認してもらうことができ、副作用以外で不安なことにも真摯に対応してもらえるでしょう。
AGAヘアクリニック(AHCメディカルサロン)ではカウンセリングは対面で受けたい、継続するときはオンライン診療を受けたいなどの希望に合わせてAGA治療を行えるので、メンタル面のサポートやオンライン診療が気になる方はぜひ確認してみてください。
おすすめ治療プラン | ■現状の維持・予防を行う(フィナステリド) 初月:1,800円 通常:3,600円/月 |
---|---|
治療プラン以外の諸費用 | 初診・再診・カウンセリング料:無料 オンライン診療の送料:520円 |
支払い方法 | ・現金 ・クレジットカード ・電子マネー・交通系IC(来院時) ・銀行振込(オンライン診療時) |
治療費の返金保証制度 | あり |
オンライン診療 | 初診から可能 |
クリニック数 | 13院 |
公式サイト | https://agahairclinic.or.jp/ |
これまで紹介したように、AGA治療が行えるクリニックでは副作用に関する詳細な説明や様々なサポートを受けることができます。また、クリニックでは正規品のAGA治療薬で治療を行えるほか、国内未承認のミノキシジル内服薬を用いて治療を行う場合でも、体調の変化や多毛症などの副作用が起こった際には速やかに対応してもらえます。
副作用による体調変化が心配な方は、説明やサポート体制がしっかりしている、気になることや不安なことをすぐに相談できるなどの判断基準を設けてクリニックを選ぶといいでしょう。
AGA治療が行えるおすすめクリニックはこちらの記事でも詳しく紹介しているので、クリニックの選び方をもっと詳しく知りたい場合はぜひチェックしてみてください。
AGA治療の副作用などで後悔しないための注意点!効果ないと感じたらやめどき?
AGA治療には副作用やデメリットがあり、場合によっては後悔することもあるかもしれません。しかし、注意点を踏まえて治療を始めれば、あまり後悔を感じずAGA治療の効果を実感しやすくなります。
ここでは、AGA治療の副作用などで後悔しないための注意点やAGA治療のやめどきについて解説しているので、参考にしてください。
AGA治療で効果を実感するには長期的に継続する必要があり、費用や期間などのデメリットが原因で後悔することもあるかもしれません。
AGA治療で後悔しないために大切な注意点は、「費用や期間などのデメリットや副作用などのリスクをきちんと理解した上で、自分の希望に合ったクリニックや治療法を選択する」ことです。
AGA治療だけではなくどのような治療にもリスクやデメリットがありますが、効果が発揮された際に得られるメリットが自分の希望に合っていれば、意外にも後悔を感じることが少なくなります。
AGA治療で後悔しやすい治療費用については、クリニックで相談すると継続しやすいプランや月々の治療費が明瞭なプランを紹介してもらえるので、きちんと伝えておくといいでしょう。
また、通院の手間によって治療を継続できるか心配な方は、オンライン診療で治療薬を処方してもらうと継続しやすいため、後悔せずにAGA治療を続けやすいクリニックを選ぶことも大切になります。
予算・継続しやすさ・サポート面の充実など人によって重視することは異なるため、AGA治療で後悔したくない方は、クリニックで説明を聞いた上で自分の希望に合わせた選び方をするといいでしょう。
AGA治療のやめどきは副作用が現れたときか、それとも効果を感じなかったときか、いつになるのでしょうか。
AGA治療のデメリットについて解説した際にも触れましたが、副作用などが現れた場合でも症状を進行させないように治療を継続することもあるため、AGA治療は自己判断で中断すべきではありません。
効果を感じなかったときも同様で、AGA治療は体質的に合わない場合や重大な副作用が現れた場合を除いて長期的に投薬などを継続する必要があります。
では、AGA治療のやめどきはいつになるのかというと、年齢などの理由で薄毛が気にならなくなったタイミングになります。
ただし、繰り返しになりますが途中でAGA治療をやめてしまうと症状が進行してしまうため、クリニックで医師と相談した上で今後は治療を行う必要がないのか、減薬という形で進行の抑制だけでも続けたほうがいいのか決めるといいでしょう。
当記事では、AGA治療の副作用についてまとめ、AGA治療のデメリットや副作用の症状が現れた際の対応についても解説しました。
副作用はどのような治療薬でも起こる可能性がありますが、発症すると自分の体に様々な影響が現れるため、不安に思う方もいると思います。
しかし、AGA治療薬で副作用が起こる確率は症状ごとに確認するとほとんどが10%以下に抑えられており、仮に発症してもクリニックなどでサポートを受けられるため、治療を検討している方は過度に心配せずカウンセリング等で相談してみるといいでしょう。
クリニック名 |
CLINIC FOR (クリニックフォア) |
Dクリニック |
AGAヘアクリニック |
---|---|---|---|
対応している治療法 | 投薬治療 | 投薬治療 | 投薬治療 |
治療プラン費用 | ■予防プラン 定期配送:初月1,760円 2ヶ月目以降3,412円/月 12ヶ月定期配送 キャンペーン価格:24,397円(1ヶ月あたり2,034円) 通常:26,615円(1ヶ月あたり2,218円) 通常購入:4,015円/月 |
■単剤処方治療 フィナステリド初月:1,100円 フィナステリドまたはプロペシア通常:4,400円~6,600円/月 |
■現状の維持・予防を行う 初月:1,800円 通常:3,600円/月 |
オンライン診療 | ◎ | ◎ | ◎ |
ポイント | オンライン診療でも丁寧な説明 | 副作用サポート体制を用意 | 医師やカウンセラーが丁寧に対応 |
公式サイト |